鈴木耳鼻咽喉科|筑西市二木成の耳鼻咽喉科|めまい、アレルギー、花粉症

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診療案内(一例)

めまい

原因

<耳の病気によって起こるもの>

良性発作性頭位性めまい 内耳の前庭という場所にある耳石がはがれ、半規管内に入り込んでめまいが起きます。
エプリー法(耳石整復法)や内服・点滴などで改善します。
メニエール病 内耳を満たすリンパ液が過剰となり働きが悪くなり、めまいが起こります。
突発性難聴 突発性難聴となり、耳鳴り・自閉塞感・めまいを起こします。
前庭神経炎 風邪の後などに、前庭神経に炎症が起きて、めまいを起こします。

<脳の病気によって起こるもの>

聴神経腫瘍 脳や脳周辺に発生した腫瘍により、めまいが起こりやすくなります。
脳出血・脳梗塞
椎骨脳底動脈循環不全
出血や梗塞などで脳の血流量が不足するため、めまいを起こします。

症状

回転性めまい ぐるぐる回るようなめまい
浮動性めまい 足元がフワフワとして地面から浮き上がっているようなめまい
立ちくらみ様めまい 動作によって起こる立ちくらみのようなめまい

めまい体操

難治性のめまいに対し、横浜市立みなと赤十字病院 平衡神経科部長 新井 基洋先生のご指導のもと、金曜・土曜にめまい体操を行っています。(15:00までに受付をおねがいします)。ご希望の方はお申し出ください。

めまいの対処法

めまい、ふらつきの原因の 9割は内耳の不調です。
患側を決める。
視線を正面にして頭を右に30度、次に頭を左に30度回転。違和感のある方が患側(悪い方)です。
右を下にすると楽な場合には左の耳が悪く、左を下にすると楽な場合は、右の耳が悪い可能性があります。

◆対処法◆

やや高い枕を使う。寝る時、頭の上げ下げはゆっくりする。
患側を下にして寝ない。悪い方を上にする。
睡眠を十分にとりストレスをためない。
あまり、人混みの多い所に行かない。
オーバーワークをしない。
適度な運動をする。全身の血流が良くなり内耳の血の巡りも改善しめまい、ふらつきの軽減が期待される。
ただし水泳、山登りは避けたいです。
水圧や気圧の変化は、めまい、ふらつきを誘発しやすいです。
入浴は、のぼせないように熱いお湯はだめです。また、長時間下を向く草むしりは、危険です。

◆発作時◆

薬を飲んで悪い方を上にして、1時間以上寝る。
薬のない場合市販の乗り物酔いでも効果があります。ゆっくり呼吸する。酷い頭痛、意識の低下、しびれ麻痺がある場合は救急車を呼ぶ。

◆めまい発作の例◆

急に起きて目の前の画面が左右あるいは上下にゆらゆらしたら、めまい発作です。症状が重くない限り例え夜中でも必ず薬を飲んで悪いと思われる方を上にして、1時間以上寝てください。

◆めまい体操◆

とても大事な、治療法です。
当院は横浜市立みなと赤十字 めまい平衡神経科部長 新井基洋先生の指導のもとに、行ってます。詳しくはお聞き下さい。主に、自宅で毎日いたします。本(ビデオ付き)を参考にします。

花粉症

発作性にくしゃみ、鼻水、鼻閉を訴え、しばしば目、皮膚のかゆみを合併する疾患をアレルギー性鼻炎と呼びます。
原因としては、花粉、動物の毛、ダニ、室内塵などがあり、特に花粉によるものを「花粉症」といいます。春には杉、ヒノキ、秋にはブタクサ、ヨモギ、イネ科雑草などがあります。
治療は投薬以外に、レーザー照射や舌下免疫療法を行っております。
なお、舌下免疫療法につきましては鳥居薬品のアレルゲン免疫療法専門サイト(外部サイト)をご覧ください。

生物学的製剤(ゾレア)

重症のスギ花粉に対し、ゾレアという注射薬があります。2月から5月までの間に投与します。
ステロイドとは違い、副作用がほとんど認められていません。

コロナ後遺症

漢方薬、B‐spot療法を行ってます。根気良く治療してください。

B‐spot療法

B spot療法とは塩化亜鉛を鼻の突き当たりとその天井に綿棒を使い塗る方法です。古くは60年以上前に、山崎、堀口氏により発表され自律神経障害や自己免役疾患に効果があると言われました。しかし、50年以上休眠していましたが近年、堀田、萩野、田中、平畑氏らの努力や、神経免役学、内視鏡の進歩により慢性上咽頭炎の解明が進みこの療法もやや盛んになって来ました。

上咽頭の慢性炎症は自然免役の活性化を引き起こし獲得免役の慢性的な活性化は自己免疫疾患の発症や増悪につながります。また、上咽頭は脳で産生された老廃物の排出経路とも言われその慢性炎症は脳の機能障害や頭痛などの原因となり、直接的にも、喀痰様物質が排出され咽頭の不快感や咳の原因となります。

B spot療法により上咽頭の粘膜、及び粘膜下の発赤、鬱血やリンパの流れが改善され頭痛や咽喉の違和感、咳、全身疾患の改善に効果が認められます。上咽頭炎はファィバーで診察致しますと、明らかな発赤、浮腫、粘液の付着が認められます。

キシロカインで表面麻酔して、吸引、塩化亜鉛を綿棒で擦るように塗布致します。人により治療直後より鼻腔内の爽快感を感じ顔が明るくなります。
ただし、治療にあたり多少の出血と痛みを伴いますが、週1~2回の治療、20回以上致しますと、不快感、頭痛、全身倦怠感等、徐々に改善致します。

今、大きな話題のコロナ後遺症、ワクチン後遺症に用いる唯一の手技的な治療です。これらの症状の方もファイバーで同様の所見が認められ少し長くなりますが改善の期待ができます。

急性中耳炎

鼻や喉についた細菌が、耳管を通って中耳に入り炎症を起こす病気です。子供がなりやすいのは、大人に比べて耳管が太く短く、水平になっているためです。

症状

初期や軽いときは、耳のつまった感じがします。ひどくなると高い熱と耳の痛みがあります。さらに炎症がひどくなると、中耳にたまった膿が鼓膜をやぶり、耳だれとなって出てきます。

滲出性中耳炎

鼓膜に穴があかない中耳炎です。水のような滲出性液が中耳にたまり、鼓膜が動きにくくなるために、耳の聞こえが悪くなります。

症状

耳のつまった感じがしますが、特に子供の場合、熱や痛みの症状がないために見つけにくいです。大声で呼ばないと反応しない、テレビの音を大きくするなどで、心配して受診し、見つかることが多いです。

突発性難聴

ある日、あるとき、突然に起こる感音性難聴のことです。

症状

一般的には、健康で耳の病気にかかったことのない人が、聴力低下、音が響いたり、耳鳴り、耳閉塞感がみられます。重症な場合では、めまい、吐き気、嘔吐を伴います。

副鼻腔炎

鼻の周囲にある空洞を副鼻腔といい、そこにおける炎症を副鼻腔炎と呼びます。
当院では、抗生物質と漢方薬の併用療法を行っています。